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機能不全家庭・毒親

毒親の口癖は洗脳の道具?よくあるフレーズと抜け出す方法

毒親の口癖で
「お前のせいで私の人生はめちゃくちゃだ」「誰が育ててやったと思ってるんだ」
「そんなこともできないの?」「お前なんかいなければよかった」

こうした言葉を、日常的に浴びせられたことはありませんか?

毒親の口癖が心を壊す—あなたも覚えがありませんか?

毒親の口癖は、ただの一言ではありません。

繰り返し浴びせられることで、子どもの心を深く傷つけ、自己肯定感を奪い取ります。
どれだけ年月が経とうと、
その言葉は頭の中に響き続け、私たちの行動や思考に影響を与えます。

この記事では、毒親がよく使う口癖とその心理的影響について詳しく解説し、
それにどのように向き合えばいいのかを考えていきます。


毒親はなぜこんな口癖を使うのか

毒親が発する暴言は、決して無意識のものではありません。
彼らは自分の支配を強めるために、子どもをコントロールしようとします。
そのために、傷つける言葉を選び、意図的に繰り返します。

毒親がよく使う言葉の特徴

  1. 罪悪感を植え付ける言葉
    • 「お前のせいで私は不幸になった」
    • 「私がどれだけ苦労して育てたと思ってるんだ」
    • 「誰が金を稼いでると思ってるんだ」
    • 「親に逆らうなんて恩知らず」
  2. 自己否定を強要する言葉
    • 「お前は何をやってもダメだ」
    • 「お前は他の子と比べて劣っている」
    • 「お前はダメな子」
  3. 恐怖心を煽る言葉
    • 「私の言うことを聞かないとどうなるか分かってるの?」
    • 「出て行ったら生きていけないよ」
  4. 存在そのものを否定する言葉
    • 「お前なんか産まなければよかった」
    • 「いなくなればいいのに」

こうした言葉を使うのは、親自身が自己肯定感の低さやストレスを抱えており、
それを子どもにぶつけることで発散しようとするからです。

それだけではなく、子どもの知らない、親の人間関係やストレスから来る事もあり
子どもからは見えない事があったりするのです。


毒親の口癖がもたらす影響

子どもの頃に親から浴びせられた言葉は、成長しても心の奥に深く刻まれます。
毒親の言葉による影響は以下のように表れます。

  • 自己肯定感の低下:「私は価値のない人間なんだ」と思い込むようになる
  • 人間関係の恐怖:他人からも否定されるのではないかと常に、不安になる
  • 自己否定の習慣:何をやっても「どうせわたしなんて、ダメだ」
    と自己価値が低くなってしまう
  • 過剰な罪悪感:「私のせいで親が不幸なんだ」と考えてしまう(わたしはあまり、考えた事がないパターン)

さらに、こうした影響は成人しても続き、仕事や恋愛、人間関係に悪影響を及ぼします。


毒親の口癖から抜け出す方法

1. 言葉の呪いに気づく

まず、毒親から刷り込まれた言葉が
「呪い」として自分の中に残っていることに気づくことが重要です。

2. 自分の価値を再確認する

「親に認められなかったから価値がない」のではありません。
あなたの価値は、他人の言葉で決まるものではありません。

じぶんで決めていくものだし、じぶんで知っていくことなのです。

3. 距離を取ることを考える

親の影響から抜け出すには、物理的・精神的な距離を取ることが大切です。
可能であれば一人暮らしをする、連絡を最小限にするなど、少しずつ距離を置く工夫をしましょう。

わたしは、結局、全く話さないという手段を取るようになりました。
許せない事が、どれだけ積み重なっているか、によると考えています。

4. 自分を責めない

毒親の言葉を信じ込んでしまった自分を責めたり、怒りを溜め込む必要はありません。
あなたは十分頑張ってきました。そして、これからの人生はあなたのものです。


毒親の口癖から逃げる為にいますぐできる対策

  1. 毒親の言葉を書き出す
    • 自分がどんな言葉に影響されているのか、客観的に知ることが大切です。
      じぶんの固定の価値観を知る事で、弱みが分かるようになります。
  2. 「これは事実ではない」と言い聞かせる
    • 親の言葉はただの意図的な操作であり、
      あなたの本当の価値とは関係ありません。将来、親はじぶんが言ったことばを忘れる事を考えてみてください。
      その言葉に重たい理由は、なかったし、
      そもそも、人間ではなかったのです。
  3. ポジティブな言葉を取り入れる
    • 「私は価値のある人間だ」「私は幸せになる権利がある」など、
      自分を肯定する言葉を意識的に使いましょう。タイミングや段階によりますが、
      環境が変わっていないのに、ポジティブなことばを言っていると
      メンタル病んでしまうので、

      環境が変わったなと思った段階で取り入れると良いです。

  4. 信頼できる人と話す
    • 一人で抱え込まず、友人やカウンセラーに相談することも大切です。

まとめ——毒親の言葉は真実ではない

毒親の口癖は、長年にわたって心を傷つけます。

しかし、それは真実ではなく、親が自分を正当化するために言っているに過ぎません。

 

あなたは、親の言葉に縛られる必要はありません。

あなたは、自由に生きていい。

あなたは、幸せになっていい。

過去の呪いに負けず、これからの人生を自分の手で切り開いていきましょう。