機能不全家庭・毒親

親が怖い…毒親と暮らした子どもが抱えるトラウマ

「親が怖い」――この感情を抱えたまま生きてきた人は、どれほどいるのでしょうか?

本来ならば、親は子どもを守る存在であるはずです。
しかし、毒親と呼ばれる存在のもとで育った子どもは、家庭が安らぎの場ではなく恐怖の支配下にあることを知っています。
毎日のように浴びせられる暴言、理不尽な罰、予測不能な怒り。

何がきっかけで怒られるのか分からず、常に怯えながら生きる日々。そんな生活を続けるうちに、「親が怖い」と感じることが当たり前になり、
自分の感情すら分からなくなってしまうこともあります。

私は、そんな家庭で育ちました。幼い頃から、母の怒りの標的になるたびに、
息を潜めてやり過ごすことしかできませんでした。
「お前のせいで」と言いながら、ずっと、侮辱する。
「産まなきゃよかった」――そんな言葉を何度も浴びせられるうちに、
自分の存在価値が分からなくなり、自己否定が当たり前になっていきました。

あなたは今、同じように苦しんでいませんか?

もし「親が怖い」「家にいるだけで息が詰まる」と感じているなら、
それはあなたのせいではありません。この記事では、毒親が子どもに与える影響、そこから抜け出し、トラウマを克服する方法についてお話しします。

あなたが少しでも前を向けるよう、
私の経験をもとに、今できることを考えていきましょう。

「親が怖い」と感じるのは普通?毒親が子どもに与える影響とは

「親が怖い」と感じることは、普通の家庭ではあまりないかもしれません。

しかし、毒親と暮らした子どもにとって、それは日常です。

怒鳴り声、理不尽な精神的な暴力、人格を否定する言葉――
これらが繰り返されることで、子どもの心には消えない傷が残ります。

精神的な暴力は、特に跡が残らない事で、
じゃあ、じっさい、あなたはどんな暴力を受けたの?
と医者からいじわるな質問をされても、書き留めてないと
むずかしかったりしますよね。

毒親に育てられた子どもは、幼い頃から「自分は価値のない存在だ」と刷り込まれます。

親の機嫌を損ねると怒鳴られ、
何をしても認められず、時には暴力を振るわれることもありました。
そんな環境の中で育つと、
やがて「親が怖い」という感情は、
「人が怖い」「世界が怖い」という感覚へと変わっていくのです。

毒親と暮らすことで生まれるトラウマとその影響

毒親との生活は、子どもに深刻なトラウマを与えます。
その影響は、成長してからも続き、社会生活や人間関係に大きな影響を及ぼします。

  • 自己否定が強くなる:「どうせ自分なんか」と思い込んでしまい、挑戦するまでに、
    ひとより、長く時間を要したりする。なかなか、気持ちを持てない。
  • 人間関係のトラブル:他人を信用できず、適切な距離感を築けない。
    これは、あるあるで、どれだけ信用している友人でも
    信頼関係の構築が難しいことがある。
  • 極端な完璧主義や過剰適応:認められようと必死に努力しすぎてしまい、燃え尽きてしまう。もう完璧なのに、必要以上に努力してしまうのが、
    毒親あるあるなのかなと思う。
  • PTSDや不安障害のリスク
    幼少期の虐待は、成人後に精神疾患を引き起こす可能性が高い。
    このリスクは、事前に知っておいた方が良いです。成人するまでは、若いから耐えられていた事も
    成人すると、持ちきれなくなって、精神疾患になる事があると考えています。親は、一時のストレスで、良かれと思って虐待してても
    子どもは、そんなに強くないので、精神疾患になる事があるのです。

これらの影響は、ただ時間が経てば消えるものではありません。
むしろ、適切に対処しない限り、心の奥に深く根付き、人生全体を支配してしまいます。

毒親の支配から抜け出し、トラウマを克服する方法

毒親によるトラウマから抜け出すには、いくつかのステップが必要です。

1. 親と距離を取ることを決意する

まず、自分を守るために毒親と距離を取ることを考えましょう。
同居しているならば、経済的に自立する方法を模索し、
物理的に離れる準備を始めることが重要です。と言われがちですが、

物理的に離れる事が出来る人は、ネット検索は不要と思います。

精神疾患にも耐えうる健全な精神を持っているので、
時々、頼りたいくらいだと考えています。

ほんとうに悩んでいる人は、同居を解消できない人だと考えています。
じぶんの力量に限界があるタイプの人ですね。

そういう人達は、過去を癒していく事で、現実との距離感を測れると考えています。

2. 毒親の言葉を信じない

毒親に育てられると、「お前はダメな人間だ」といった言葉を浴びせられることが多いでしょう。「誰にも愛されない」と感じることも多いと考えています。

しかし、それは事実ではありません。

毒親の言葉は、自分を支配するための道具でしかないと理解しましょう。

3. カウンセリングや専門家の支援を受ける

毒親の影響から抜け出すためには、専門家の力を借りることも有効です。
カウンセリングを受けることで、自分の感情やトラウマに向き合う方法を学ぶことができます。

とよく言われますが、正直他人事なので、役に立たなかったのが、
わたしのケースです。

それであれば、経験した事がある人から話を聞く方が
よっぽど、有意義だったと考えてます。

4. 信頼できる人に話をする

毒親に育てられた人は、他人に悩みを打ち明けることが苦手な場合が多いです。
しかし、信頼できる人に話を聞いてもらうことで、
自分の気持ちが整理され、少しずつ前に進むことができます。

信頼できる人ってだれって思う状態の時もありました。
そういう時は、いつも一緒にいる人、隣にあるもの、頼って大丈夫そうなものを
基準に考えましょう。

5. 「自分の人生を生きる」と決意する

毒親の影響から抜け出すには、「自分の人生を生きる」と強く決意することが大切です。

親の期待や呪縛から自由になり、
自分の幸せを最優先に考えて生きることが、真の回復につながります。

 

いますぐできる!毒親の呪縛から解放されるためのアクション

もしあなたが今も毒親と暮らしていて、苦しんでいるなら、以下のアクションを試してみてください。

  • 「親の言葉=真実ではない」事を他人との対話を持って理解する
  • 小さな自己肯定の練習をする(例:じぶんが生きている事は悪い事ではない事を知る)
  • SNSやブログで自分の気持ちを発信する(匿名でOK)フィードバックを貰える環境にする
  • 信頼できる友人やカウンセラーに話を聞いてもらう
  • 少しずつ親と物理的・精神的な距離をとる準備をする

毒親の呪縛は簡単に解けるものではありません。
しかし、少しずつ行動することで、確実に変わることができます。

この、日進月歩のような歩み方が大事なのです。

親が怖い…毒親と暮らした子どもが抱えるトラウマまとめ

毒親と暮らした子どもは、深刻なトラウマを抱えます。
「親が怖い」と思いながら育ち、自己否定を続け、人間関係に悩むことが多くなる。
しかし、毒親の呪縛から解放される方法は確かに存在します。

自分の人生は、親のものではなく、自分のものです。
今からでも遅くありません。
小さな一歩毒親バイバイコンサル🎀を踏み出して、
毒親の影響を乗り越え、自分自身の幸せを見つけてください。