「お前なんか産まなきゃよかった」「誰が育ててやったと思ってるんだ」…。そんな言葉を毒親の口癖で、言われたことはありませんか?
毒親の口癖に苦しんでいませんか?
本来ならば、親の言葉は子どもにとって安心できるもののはず。
しかし、毒親と呼ばれる存在は、
子どもの心を傷つける言葉を何度も浴びせ、精神的に支配しようとします。
今回は、毒親がよく使う口癖を10個紹介し、それが子どもにどのような影響を与えるのか、そしてその言葉から解放されるための対策について詳しく解説します。
毒親の口癖が与える心理的ダメージ
毒親の言葉は、単なる暴言では終わりません。
何度も繰り返されることで、子どもは自己肯定感を失い、罪悪感や無価値感に苦しむようになります。
特に影響を受けやすいのは、以下のような点です。
- 自己肯定感の低下:「お前はダメな子」「馬鹿な子」と言われ続けることで、
「自分は何をしてもダメなんだ」と思い込んでしまう。 - 罪悪感の植え付け:「親に逆らうなんて恩知らず」と言われると、
自分の意思を持つこと自体が悪いことのように感じる。
また、じぶんの意思を持つ事が難しく感じる。 - 恐怖による支配:「出て行ったら生きていけないよ」「親から離れるなんて、ありえない」と言いながら、親からは自立しろと言われ、両方を求められる(依存)と言われると、
親から離れることが怖くなり、自立できなくなる。
こうした言葉は、
子どもの心に深く刻まれ、大人になってもトラウマとして残ることが多いのです。
子どもを傷つける毒親の口癖10選
1. 罪悪感を植え付ける言葉
- 「お前のせいで私は不幸になった」
- 「私がどれだけ苦労して育てたと思ってるんだ」
- 「誰が育ててやったと思ってるんだ」
- 「親に逆らうなんて恩知らず」
2. 自己否定を強要する言葉
- 「お前は何をやってもダメだ」
- 「お前は他の子と比べて劣っている」
- 「そんなこともできないの?」
- 「お前はダメな子」
3. 恐怖心を煽る言葉
- 「私の言うことを聞かないとどうなるか分かってるの?」
- 「出て行ったら生きていけないよ」
- 「恥をかかせるな」
- 「普通は○○するものだ」特に、この普通は、という言葉は結構根深く残ります。
親にとっての普通は子どもにとっての普通でない事で、
生きていくのが、難しくなるのです。
4. 存在そのものを否定する言葉
- 「お前なんか産まなければよかった」
- 「いなくなればいいのに」
- 「お前なんか必要ない」
これらの言葉を日常的に浴びせられると、子どもは「自分には価値がない」と思い込むようになります。結果として、大人になってからも自己否定が抜けず、人間関係に苦しむことが多いのです。
毒親の口癖を受けた人がすべき対処法
もし、あなたが毒親の言葉に苦しんでいるなら、以下の対策を試してみてください。
1. 言葉を真に受けない
毒親の言葉は、事実ではなく、相手を支配するためのもの。
自分を責めずに、「これは親の問題だ」と切り離して考えましょう。
特に、親の問題だと切り離して考える事はとても大事です。
2. 心理的距離を取る
同居している場合でも、なるべく会話を減らし、親の影響を受けないようにしましょう。
心の中で「これは毒親の言葉」と認識するだけでも、ダメージを減らせます。
毒親のことばを親のことばとして受け止める事が減っていく事が大事なのです。
3. 信頼できる人に相談する
友人、カウンセラー、支援団体など、第三者に話すことで、自分の状況を客観的に見られるようになります。一人で抱え込まず、助けを求め続けることが大切です。
大事な事は、求める事ではなく、じぶんに必要なものを、ずっと、求め続ける事です。
4. 経済的・物理的に距離を置く準備をする
毒親の影響を完全に断ち切るには、経済的な自立が必要です。
少しずつでも貯金をし、自立の準備を進めましょう。
わたしとは、関わりがないケースにはなりますが、
最悪、生活保護を考える事も大事です。
まとめ|毒親の言葉を信じないで
毒親の口癖は、子どもの心を深く傷つけ、自己肯定感を奪うものです。しかし、それはあなたの本当の価値を表すものではありません。
「お前なんか産まなきゃよかった」と言われても、
それは親の勝手な言い分であり、あなたの存在を否定する理由にはなりません。
大事なことは、親の勝手な言い分を鵜呑みにしない事です。
大切なのは、親の言葉を鵜呑みにせず、自分自身の価値を見つけることです。
もし、毒親の言葉に苦しんでいるなら、できるだけ距離を取り、信頼できる人に相談してください。そして、あなた自身の人生を取り戻すために、一歩ずつ前に進んでいきましょう。
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