今回は、望むパラレルワールドに移動する方法はないことについて、解説する。
スピリチュアル用語として
パラレルワールドがあるけれど
パラレルワールドはじっさいには存在しない。
どういう事か、というと
まず、パラレルワールドの意味合いとして
じぶんの人生は、ほんとうはこうだったのではないか、という選択肢が沢山あると考えた時に
ちがうパラレルにいる自分が
本物のじぶんの生き方で
いまいるパラレルの自分の生き方は
本物ではないから、
じぶんが、発する周波数を変える事で
ちがうパラレルに移動したい。
が、意味合いとしてあるとする。
じぶんの人生は、
ほんとうはこうだったのではないか、と
想定出来る可能性があり
じっさいに、その、想定出来るパラレルに移動する事を
じぶん自身の周波数が変わった事で
パラレルワールドを移動出来たと
表現される事が多いけれど
現実が変わるのは、
パラレルや周波数が変わったからではなく
じぶんと周りの環境が
それぞれ変わったからに他ならない。
パラレルワールドを移動したのではなく、
じぶんとたにんが変わる事で
新しい現実を作っただけのことを
パラレルワールドを移動したと表現する事で
まるで、いまのじぶんの現実に不満があれば
パラレルさえ移動すれば、
不満がない現実が訪れる、引き寄せの法則のような表現になる危険性がある。
本当の、じぶんはこうだったかもしれない現実が
もし存在するとしたら、
いま、そうなっていないとおかしい事に気づく事で、
パラレルワールドということばの
あやふやさに騙される事が無くなると考えている。
また、パラレルワールドがすでに、存在していたから
移動出来たのではなく
じぶんが、考えてこなかったり
行動してこなかった事があると
これまでと違う現実=パラレルワールドは
いくつも、存在していることになる。
そして、望む現実の作り方に関して、
じっさいに、移動出来るか、どうかは
移動出来たら、成功・奇跡で
移動出来なかったら、不成功なのか、というと
そうではなく、
ただ、望む現実にありつけることがあるくらいの感覚の方が
ちょうど良い。
現実を変える為には、いまの地点から
現実化出来ることと出来ない事がある事を
考えれば
本当のじぶんは、
こうだったはずという現実があれば
いまの現実が、すでにそうなっていないと
おかしい。
現実に不満がある時ほど
パラレルを移動する方法さえ分かれば
現実を変えられると思い込みがちだけど
わたし達は、いまこの瞬間も、いつも
じぶんが良いと判断した方にパラレルを
移動している事で、
どこか、別の場所にじぶんにとって
都合が良い現実がある訳ではない事を
理解しておく必要がある。