目次
「お前なんかいらない」――毒親の暴言が心を壊す理由と立ち直る方法
はじめに
「お前なんかいらない」 「産まなきゃよかった」 「どうして生きてるの?」
こうした毒親の暴言に苦しめられた経験はありませんか?
親は子どもを守る存在のはずなのに、
親に否定され続けることで、自分の価値を見失ってしまう。
毒親の言葉は、たった一言でも、心に深い傷を残し、大人になっても影響を及ぼします。
この記事では、「毒親の暴言がどのように人生を狂わせるのか」
「心を取り戻すために何ができるのか」を解説します。
もし今も毒親の言葉に苦しんでいるなら、あなたは決して一人ではありません。
ほんとうに大事なことですが、
割と、世間には騙す人もいるけど、その騙す人の中に
役に立つ人はいるので、ひとりではないのです。
そして、あなたの幸せが保たれる権利があります。
毒親の暴言は、なぜ子どもの人生を狂わせるのか?
親からの言葉は、子どもの自己認識に強い影響を与えます。
特に、幼少の頃の経験は、ずっと、ずーっと、
おとなになっても影響を与えると考えています。
毒親の言葉が心を壊す理由
✅ 「親の言うことは正しい」と思い込まされる 洗脳がある
✅ 繰り返されることで、自己否定が習慣になってしまう
けど、他人に指摘されないと、じぶんでは気づかない
✅ 周囲の大人が気づかないことで、逃げ場がなくなってしまい
内に閉じこもるようになるから
✅ 子どもは親に認められたい、大事にして欲しいと願ってしまうから
私自身も、「お前なんかいらない」と何度も言われました。
言われた直後からどうすることも出来ず、
毎日のように繰り返されるうちに、
「そうなんだ。私は本当にいらない存在なんだ」と思い込んでしまうようになったのです。
こうした否定の言葉は、
自己肯定感を奪い、将来の人間関係や人生全般に悪影響を与えます。
「お前なんかいらない」この言葉が心に与える影響
毒親の暴言を受けた子どもは、次のような問題を抱えることが多いです。
1. 自己肯定感の喪失
「自分は価値のない人間だ」と思い込んでしまい、自分の意見を持つことすら怖くなる。
同級生といるとよくわかるのですが、
ちょっとした事でも、自信が持てずに、再確認したり、
2. 他人の評価に依存する
親から認められなかった分、他人の評価で自分の価値を測ろうとしてしまう。
じぶんの中で、比較対象が親なので、
つい、「親に言われたから」と言ってしまうことがあります。
3. 人間関係がうまくいかない
「どうせ私なんて」と思い、他人と深い関係を築くことが難しくなる。
じぶんなんて、消えれば良いんだと思い込んでしまう事で
いなくても良い前提になってしまい、
良好な人間関係を築いていくのが、むずかしくなる。
じっさい、わたしも友達とは、理由なく、
わたしはいない方が良いんだと、距離が空いてしまった事があり、
良好な人間関係を築いていくのが難しかった。
4. 毒親の呪いが続く
大人になっても、毒親の言葉が頭の中で響き続け、
「自分はダメな人間だ」という思考が抜けなくなる。
自己否定癖が治らず、ずっと、否定し続ける回路が組まれている事で
正しい、捉え方が出来なくなり、正しい判断が出来なくなる事がある。
私は長い間、母の言葉に支配されていました。
何をしても「ダメな人間」と思い込んでいたし、
誰かに認めてもらえないと不安になっていました。
でも、そんな自分を変えることはできるのです。
これは、ほんとうで、しっかり、家族以外の人間関係と関わっていくと
新しくアップデートされた情報によって、正しい価値観を身につける事が出来ます。
その例が、毒親コンサルサービス です。
傷ついた心を癒し、自分を取り戻す方法
毒親の呪縛から抜け出すには、まず「親の言葉は真実ではない」と知ることが大切です。
親のことを大事に思いたい気持ちはわかるのですが、
いちばん、親を大事にする方法は、離れる事なのです。
1. 親の言葉を事実だと思わない
親が言った「お前なんかいらない」という言葉は、
あなたの価値を決めるものではありません。
その言葉は、親自身の歪んだ価値観やストレスによるものです。
あなたの存在価値とは関係がありません。
分離して考える事で、実際に受けたストレスを減らしていく必要があります。
親から受けたことばの通りに生きようとすると限界があるので、
親から受けたことばを、親のストレスは親が処分するもので
じぶんと関わりがないと、認識を改める事が毒親問題の解決の糸口になります。
2. 物理的・精神的な距離を取る
可能ならば、毒親と距離を置くことが一番の解決策です。
もしすぐに家を出ることが難しい場合は、
✅ 必要最低限の会話しかしない
これは、とても大事で、必要最低限の会話以上に
相手を変えようとすると難しくなるので、大事です。
✅ 自分の感情を親に見せない と言われるのですが、
じっさいには生活していると丸見えなので、
むしろ、感情は見せないようにする事が難しいことを理解して過ごす必要があります。
✅ 信頼できる友人や支援者を見つける
といった方法で、精神的な距離を取ることができます。
これも、大事で、じぶんの身方をしてくれる人を味方においておくと、
じぶんの中で、悪いと思っている行動も、
その人なら話せるのであれば悪くないなど、基準を持つ事が出来ます。
3. 自分の気持ちを書き出す
「何を言われたのか」「どう感じたのか」を紙に書き出すことで、
自分の感情を整理できます。
また、「本当はどうしたかったのか」を考えることで、
それが、達成できない理由が親にあることを理解すれば
少しずつ、親の呪縛から解放されるきっかけになります。
4. 信頼できる人とつながる
毒親に否定され続けたことで、
「どうせ誰も助けてくれない」と思ってしまうかもしれません。
でも、必ずあなたを理解し、寄り添ってくれる人はいます。
カウンセラー、友人、支援団体、SNSなど、
自分の気持ちを話せる場所を見つけましょう。
これも大事で、例え、一時的にお金が飛んだところで
話せる人がいるのはとても、大事です。
段階を追って、すっきりしていく事が大事ですね。
毒親の呪縛を断ち切るために、今日からできること
今すぐにでもできる、小さな一歩を踏み出していきましょう。
1. 毒親の言葉を鵜呑みにしないと決める
「お前なんかいらない」と言われたとしても、それは親の価値観。
あなた自身の価値を決めるものではありません。
真面目なあなただから、親のことばを全部聴いてしまう事を
考えてみてください。
もし、あなたが、不真面目でちゃらんぼらんであれば、
親のことばをそこまで、真面目に受けてはいないはずなんですよね。
大事なことは、相性が悪い相手が、親だったと知ることです。
2. 「私は生きていい」事を確認する
死んで良いのは親の方であって、あなたが死ぬ必要はありません。
という、至極当たり前なことに気づかないくらい、
マインドコントロールされてしまっているので、
じぶんは生きる必要があることや、
生きていかなければならない事を忘れないように、生きましょぅ。
毎日、自分に向かって「私は生きていい」と言ってみる事も大事です。
言葉の力で、少しずつ自己肯定感を取り戻せます。
3. 安全な環境を探す
可能ならば、毒親と距離を置ける環境を見つけましょう。
友人宅に避難する、支援団体を利用する、
行政の相談窓口を利用するなどの方法があります。
なにかあった時の為に、行政など、公的機関に相談している事は大事です。
カウンセラーは、それでも足りない、自己満足を得たい時に使うイメージです。
4. 小さな成功体験を積み重ねる
✅ 好きなことをする
おそらく、好きな事がなにか、分からなくなると思うので、
好きなことだと思われることをした時、記憶に留めておくと生き延びる理由になります。
✅ できたことをノートに書く
✅ 自分を責めるのをやめる
まとめ
毒親の言葉で、あなたの価値が決まるわけではありません。
あなたは、生きていい。 そして、あなたは、幸せになれる。
今すぐには信じられなくても、少しずつ、自分を取り戻すことができます。
どうか、自分を責めないでください。 あなたは、ここにいていいのです。