ナンピン型の自動売買やEAの評判は、
じっさいのところどうなのでしょうか?
「一気に資金が全て溶けるリスクが有る」って聞くけど、
それはナンピンに限った話じゃないような…?
そんなナンピン型の自動売買EAに関する情報をまとめてみました。
目次
【FX】ナンピン型の自動売買EA・ミラートレードを選ぶ際は含み損に注意!
FXの自動売買EAは数多くありますが、
ナンピンといわれるトレード手法を採用しているものって多いですよね。
私も、今まで出会ってきたシステムや自動売買、ミラートレード、MAMの
ほとんどがナンピンを採用していました。
(ナンピンが好きな人が作ると、ナンピンが入っているのかもしれませんが…)
ナンピンはリスク回避の意味では良い手法ですが、
損失も大きくする可能性のある手法ですよね。
そのため、大きな相場変動などに対応できないなどのデメリットがありますよね。
FXの自動売買の種類
まずは、FXの自動売買の種類のおさらいからしていきましょう。
いろんなパターンの自動売買があるので、ここで一気に紹介しておきます。
自動売買EA・システム
まずは、EA(エキスパートアドバイザー)と呼ばれる自動売買です。
これは、まずEAファイルをどうにか入手(買ったりして)して、
自分のMT4に入れて「自動売買ON」にすると、トレードをしてくれる自動売買です。
最近は自動売買EAを売っている会社が結構あるので、探しやすいのが特徴です。
「【FX】GEMFOREXの自動売買はパフォーマンス最強で比較もしやすい?【徹底調査】」などでも紹介しています。
ミラートレード・コピートレード
次は、ミラートレードやコピートレードというものです。
FX会社では「ミラートレード」という名称をされているのが一般的です。
ミラートレードは下のMAMとも似ていますが、
FX会社がどこかの自動売買EAをレンタル・もしくは自社開発して
それをユーザーに紐づけて利用できるようにしているものです。
ミラートレードの場合は、MT4を操作する必要がないですし、
パソコンをつけておく必要もないのが特徴です。
【FX】ミラートレードの評判は?実際に稼げる?おすすめの業者などを徹底解説!
MAM・PAMM
他には、MAMやPAMMと言ったものがあります。
こちらは、クローズドにしか紹介されていないものばかりなので、少し割愛しますね。
詳しく知りたい方は「【2019年11月更新】海外FX会社GEMFOREX(ゲム)のMAM運用を実践!評判もまとめてみた」を読んでください。
FXのナンピンとは?
ナンピンとは、「買」や「売」のトレードをして、
意図していた方向と逆方向に相場が移動した際に、
もう一度lot数をあげて同じトレード方向で入れて、平均購入額をずらす手法です。
オンラインカジノのマーチンゲール法と意図はかなり似ています。
ひとつ例を出してみますね。
USD/JPYが100.000の時に「0.5lotの売」
→ その後、USD/JPYが100.600に
→ USD/JPYで 「1.0lotの売」を追加 (平均の注文金額は100.400に)
このように、相場が負け方向に動いた時に、追加で購入する方法です。
実際にはスプレッドが存在するので上ほどきれいな計算にはなりませんが、
平均額を近づけることで、ポジション解消をしやすくするのが目的です。
FXのナンピン型自動売買EAの注意点
ただし、このナンピンにはもちろんデメリットがあります。
そのデメリットについて解説していきます。
- 1.含み損で抱えることが多い
- 2.利益で右肩上がりがゆったりなっている
- 3.なかなか大きな損失が無いので、一定期間のデータを出せる
それぞれについて詳細を加えていきます。
1.含み損で抱えることが多い
まず、ナンピン型の場合は、含み損で大きく抱えることが多いです。
ナンピンをするから抱えているとも言えるのですが…
そのため、累計で利益になるまでずっとポジションを抱えていることもあります。
(よく、マイナスポジションだけを見て、
「損が出ている!」と騒がれることがあるのですが、
ボーナスを利用して、裁量で、ポジションを持ち
利益を出すことをやることをおすすめします
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ずっとポジションを抱えているので、細かなトレード1個1個は利益が出ていても、
含み損を含めたらかなりのマイナスみたいなこともよくあります。
(その含み損を抱えたまま2,3ヶ月いくことも)
この含み損は、決済されるまでEAの利益データに反映されなかったりします。
つまり、データ上は利益が徐々に出ているけれど、
実際は含み損でマイナスということです。
ちなみに、自動売買EAのデータなどで「ドローダウン」と記載されているのは
一時的な資金の損失分を示しています。
含み損を決済したらドローダウンになるようなイメージですね。
自動売買EAの場合も「損切りすることは確定」しても、
損切りタイミングをドローダウンの割合(25%など)で決めることがありますので、
すぐに決済してくれないこともあります。
2.利益で右肩上がりがゆったりなっている
上に説明したように、含み損で抱えられると、
データ上は利益が出ているような表示になります。微増状態です。
含み損が決済されれば、一時的に下降した
グラフデータが得られるのですが、含み損を解消しないのでそうなりません。
ナンピンのEAの特徴は
右肩上がりでゆったりしているところだと思います。
大きな下落も無いのが特徴です。
3.なかなか大きな損失が無いので、一定期間のデータを出せる
このように、含み損を決済しないので大きな損失を出しません。
(たまに、小さな損切りはやったりする)
そうなると、長期間のデータが出せるようになります。
マーチンゲール法で勝数を稼ぐのと同じ原理ですね。
このように見栄えのためにナンピンを採用していたり、
データを表示している場合、
大きな経済指標の部分でデータが途切れている場合が多いです。
含み損を抱えきれなくなってロスカットしたりした部分は、
上手くデータとして切られているのです。
自分で選ぶ際には、経済指標のタイミングなども意識してデータをみたいですね。
まとめ:FXはデータだけではなく自分で検証しよう
私の個人的な感想としては、「ナンピン」型だろうと良いEAやシステムはあります。
裁量トレーダーでも、ナンピンを採用している方はいますし、
それは個人の自由だと思います。
ですが、EAの販売用のデータなどに惑わされずに、
実際のMT4を見せてもらうか、自分で少額いれて試すことをおすすめします。
「FXは結構、画面の前に座っておく時間が取れなくて困ることあります。」
って悩み相談を結構聴くので…
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